捨てたぼうし
先日、娘の帽子を捨てました。
学校に行っている間に。
その帽子は、娘が4歳の頃ぐらいから持っている、ピンク色のキャップで、形が崩れ、よれよれで、お茶をこぼしたときにできた茶色のしみが付いていました。
今日、おじいちゃんおばあちゃんが子供たちをどこかに遊びに連れて行ってくれるというので、準備をしていました。
今日は暑そうだから・・・と、娘に帽子を渡すと、(最近かぶっている別の帽子)「今日は、あの、ピンクのをかーぶろっと!」と、しまってあるはずの引き出しを開けて、ないのに気付きました。
すると、ものに対してあんまりこだわりがないと思っていた娘が、
あの帽子を捨てたとしった途端、大泣きしてしまったのです。
「汚れててもよかったのに。」
「ふわふわしてて好きだったのに」
「捨てるときは 言ってよ」
ホントに反省しました。
ものすごく後悔しました。
しばらく しくしく泣いていたみたいですが、気を取り直して、迎えに来たおじいちゃんの車に乗っていきました。
娘が出掛けた後、部屋に行ってみると、「ジェインの毛布」の本が おいてありました。
赤ちゃんの頃からお気に入りのピンクの毛布を 汚れてもやぶれても手放せなかった ジェインの成長のお話です。
最後、ぼろぼろの糸くずになった毛布を、一羽の鳥が自分の巣にもって行き、ひな達がその柔らかな糸の上に眠る・・・というような結末です。
そういえば、おじいちゃんが迎えに来る前に、
「ねえ、ママ、どこに捨てたの?」と確認しにきた娘・・・
ジェインの毛布は ヒナたちのあたたかな巣に変身したのに・・・ ぼうしは ゴミ袋・・・
ごめんね。娘。
ホントにごめん。
なんだかいたたまれなくて、一人、ピンクの帽子かぶった娘の絵を描きました。
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